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[14337] 涙の酒と 投稿者: ノブ コウキ 投稿日:2016/12/04(Sun) 01:11

飛んだ 蛍が 空に舞う
甘い 香りを 追い求め
うずく この身が 辛いから
慣れた 匂いに 酔いしれて
今夜は 一人と 涙の酒に


逃げた 蛍は どこでしょか
闇夜に 浮かぶ 火を探す
喧嘩の なごり 壁のしみ
私 一人で 怒ってた
あんたを 探せば 涙の酒に


光に つどう 蛍なら
燃える 炎に 消えてゆく
ここに 戻って くれますか
叶わぬ 願い 淡い夢
焦がれて 待ちます 涙の酒と


またもや淋しい詩です。申し訳ないです。
[14337へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:12/4-06:54
ノブさんがんばっていますね。感性がみずみずしくて羨ましいですよ。
出だしはすごく気を使いますよね。「飛んだ」と「舞う」のどちらかをかえて、例えば「空に舞う 蛍は わたし 」などにするとその後の展開も「蛍はわたしの化身」を表現しやすいかなと思いました。
[14337へのレス] 無題 投稿者:
ノブ コウキ 投稿日:12/4-10:27
浮舟様、此度も返信頂きまして誠に有り難く思います。
私はまだ作詞を始めたばかりの者でして実力が有りませんが、感性がと、お褒めの言葉頂き大変嬉しく思います。
実は、蛍は逃げた男として書いたのですが、やはり女として読めてしまうみたいですね。
私の文章力が足りないのは痛感しておりますので、もう一度よく練り直ししてみたいと思います。
貴重なご意見ありがとうございます。
今後も宜しくお願い致します。感謝です。

[14327] なぁお前 投稿者: 山田 慎介 投稿日:2016/12/02(Fri) 18:44
あれから何年 経ったのだろか
逢えて嬉しい なぁお前
秋の匂いの 故郷の空よ
お国訛りの 懐かしさ
今宵しみじみ 呑もうじゃないか 
昔なじみの 二人酒

路地裏酒場に 昭和が揺れる
風の便りに なぁお前
酔うに酔えない 無常の風に
熱い涙が こぼれ散る
やつを偲んで 唄おじゃないか
古い演歌に  泣ける夜

名も無い花にも 実のなる花を
ひとつ咲かせた なぁお前
意地を通せば 時代が笑う
義理と情けを 尽くすだけ
おごることなく 生きよじゃないか
くぐる暖簾の はしご酒
             
                    
※先月苦楽を共にした旧友が突然亡くなり彼を偲ぶ意味から書いたものです。
                  

[14327へのレス] 無題 投稿者:
徳田 勝行 投稿日:12/2-21:02
ご無沙汰してますがお元気に励まれている様子。嬉しく思います! お察しいたします。 当方も先日来、数人が立続けに!でした。
いよいよ終活でしょうかね。 ではまた! 
[14327へのレス] 無題 投稿者:
山田 慎介 投稿日:12/3-08:18
徳さんこちらこそご無沙汰です。当地方も間もなく雪虫が見られる時期になりました。
早いもの作詞を始めて10年です。進歩がありませんね。お互い御身大切に。仙台爺
[14327へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:12/3-10:32
山田様徳田様おはようございます^^時の流れに寂しさを感じるのはお互い様ですが作詞に没頭しているときは若返りそうな気がしてちょっといい気分になります。
これからもよろしくお願いいたします。
[14327へのレス] 無題 投稿者:
山田 慎介 投稿日:12/3-11:19
浮舟さん初めまして。私の作詞活動もこのサイトが始まりでした。徳さんと同じ時代です。

[14313] 冬ん中 投稿者: ノブ コウキ 投稿日:2016/11/30(Wed) 11:08
初投稿させて頂きます。


秋が 終わって もう冬ね
雨も いつしか 雪模様
あなたの 心は 冬冷えて
ここには 帰って 来ないのね
一人じゃ 寒いの この部屋は


雪は 街の灯 隠してく
あなたの 姿 隠してく
届かなかったの 心歌
寒空 見上げて 雪見れば
知らずに 落ちてく 涙なの


冬は いつかは 終わるけど
心に 春は 来ないのね
あなたの 帰らぬ この部屋は
心に 重たい 雪が降る
私を 冬へと 置いて行く


起承転結に注意して書いてみましたが、なってますでしょうか?
新参者ですが、宜しくお願い致します。
[14313へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:11/30-15:18
初めまして浮舟と申します。感想ですが、
例えば3行目に「あなたの 短い 置き手紙」などを入れてみるとドラマになっていくように思えました。
[14313へのレス] 無題 投稿者:
ノブ コウキ 投稿日:11/30-17:43
浮舟様、感想ありがとうございます。
今までいくつも作品を作って来られた方のアドバイスは的確でさすがだと思いました。有り難く使わせて頂きます。感謝です。
でも詩って難しいですね!もっと勉強して参りますので、今後もご指導宜しくお願い致します。
[14313へのレス] 無題 投稿者:
浮舟 投稿日:11/30-18:28
いいえどういたしまして、ちょっと偉そうですみませんでした。こちらこそお話ができてうれしかったですよ。これからもよろしくお願いいたします。
[14313へのレス] 無題 投稿者:
山田 慎介 投稿日:12/2-14:49
初めまして山田慎介と申します。。みちのくは杜の都仙台より発信しております。通称仙台演歌爺と言われております。今後とも宜しくお願い致します。私はリタイア後ボケ防止に趣味で演歌作詞をやっております。約10年程になりますが諸先輩方からご指導を受け今日に至っております。日頃の切磋琢磨が大切と自問自答しております。お互いに頑張りましょう。

「冬ん中」拝見しました。タイトルが良いですね。
ご参考まで述べてみます。@〜Bを見ますと
「あなた」「雪」が三度程出てまいります。私の場合先輩方から同じ言葉はせいぜい二度までといわれました。詞の内容を拝見しますと独りの寂しい女性の気持ちを表現されていると思いますが演歌作詞は唄にしますと約5分のドラマです。。そこで大事な事は情景描写が大切と思います。女心の切ない寂しい気持ちを表現する意味から私なりに書いて見ました。五行詞ですのでやはりインパクトが大切と思われます。
@北の港に 降る雨は
いつか小雪に 変わる町
追えば良かった あなたの背中
心濡れます 寒すぎる
もれる吐息に 曇る窓

B市川由紀乃さんの歌にこんな詞がありました。御参考まで。
暦に春は来るけれど 女の春はまだ来ない。
プロの先生作品ですですのでやはり上手いなと思います。
B三行目・・あなたのいない この部屋の
鍵は私に 重すぎる
偉そうに述べましたが心に残る作品作りに頑張りましょうね。宜しかったらメール下さい。



[14313へのレス] 無題 投稿者:
山田 慎介 投稿日:12/2-15:08
Bの市川由紀乃さんの「海峡岬」の詞ですが間違ってました。正しくは
春は暦に 来るけれど
女ひとりに 春もない
              
[14313へのレス] 無題 投稿者:
ノブ コウキ 投稿日:12/2-16:01
山田様、感想及びご指導大変有り難く思います。
非常に勉強になります。
ご指摘の同じ言葉が三度出る、には今後注意して参りたく思います。
山田様や浮舟様の作品を見させて頂きましたが、やはり一文字、一言一言に重みが有って、感心しております。
どうしたら、あんな素敵な言葉が書けるのか不思議でなりません。
私のものは自己流で書いてますので、見苦しい点が多々有ると思いますので、今後もご指導宜しくお願い致します。感謝です。

[14312] みれん酒 投稿者: 山田 慎介 投稿日:2016/11/29(Tue) 08:38

軒にしとしと 降る雨は
女ひとりの むせび泣き
寒いこころを 温める
すがるお酒の ほろ苦さ
もれる吐息に 揺れる面影(かげ)
なんでいまさら いじめるの
        寂しくて
今宵呑ませて 好きなだけ


風に情けが あるのなら
どうぞ伝えて この想い
触れたあなたの 温もりを
この手この指 忘れない
咲かず終(じまい)の 恋いくつ
そっとお猪口に つぶやくの
        寂しくて
手酌哀しい みれん酒


頬に泪が 又ホロリ
夢に酔いたい 今夜(いま)はただ
        寂しくて
こころ濡れます みれん酒 


※久々の投稿です。演歌一筋の爺です。




[14305] サラリーマンは玉すだれ 投稿者: R-TAKE 投稿日:2016/11/26(Sat) 22:10
・推敲中

課長すみません〜
若けえの心配すな
1)
万里の長城(シロ)で しょんすりゃあ
ゴビの砂漠に 虹が立つ
大きく行こうよ 大きくね
何にだって 化けてやる
おれたちゃ 南京玉すだれ
課長部長と ゆうけれど
社長おまえの なれの果て

*えらい奴ちゃ えらい奴ちゃ
*ヨイヨイヨイヨイ
*えらい奴ちゃ えらい奴ちゃ
*ヨイヨイヨイヨイ

2)
青い蝶々 白い蝶
上になったり 下になる
ああ〜いいなあ 蝶々は
色気づくには まだはええ
おれたちゃ 南京玉すだれ
俺の女難は おまえにも
いつか化けるぜ 女蝶

*繰り返し

3)
おれたちゃ 南京玉すだれ
課長部長とゆうけれど
社長おまえの なれの果て
*繰り返し

[14303] 黒真珠の瞳 投稿者: R-TAKE 投稿日:2016/11/24(Thu) 23:40
推敲ー黒真珠の瞳

1)
あんたは見たかい 黒真珠の瞳
港の外れ赤いレンガの スナックさ     

縊(クビ)れた腰の 妖艶(ヨウエン)な女が一人
両手でスカート 口にはローズ  
濡れた瞳で 狂ったように
タタタッタ タップ踏む
妖しく光る 黒真珠の瞳
あんたの心は いちころさ
2)
憂いを含んだ 黒真珠の瞳
激しい愛で男をけして はや三年(ミトセ)

誘っているか 妖艶な女が一人
待つ身のつらさ ワインに代えて
哀しい酔いに 狂ったように
タタタッタ タップ踏む
妖しく光る 黒真珠の瞳
あんたの心は いちころさ
3)
妖しく光る 黒真珠の瞳
あんたの心は いちころさ
妖しく光る 黒真珠の瞳
あんたの心は いちころさ

[14290] 女のひとり旅 投稿者: 山下 投稿日:2016/11/16(Wed) 19:49

北の海峡  雪が降る
夜明け前の デッキに一人
あなたがくれた 一年ぶりの
手紙を胸に 思い出す
  運命の悪戯で   未練を残して 
  待っていますと  言ったあの夜
あなた あなた あなた やっと会えるのね   
手紙一つだけの  女一人旅 
    

私変わって しまったかしら
舳先照らす 朝の光よ
たった一年 たった一年
何故か怖いの  女心
  ゆらりゆらゆら 空飛ぶカモメさん
  恋の行方を   教えてほしいの
あなた あなた あなた 揺れるこの心
熱い熱い胸で  止めてくれますか


私本当に バカでした
何度もあなた 疑いました
早く会いたい 待ちきれなくて
会いに行きます 私から
  運命の悪戯で   未練を残して 
  待っていますと  言ったあの夜
あなた あなた あなた 募るこの思い
熱い熱い胸で  抱いてくれますか  
抱いてくれますか

[14287] 紅(べに)の時 投稿者: みーま 投稿日:2016/11/16(Wed) 09:13
夕べから細く 降り続いていた
雨がやっと止んで 傘を閉じた
夕焼けが雲を 押し流してゆく
つがいの赤トンボ 水溜まりに飛ぶ

あなたと見ていた 紅色の時に
ひとり佇む 滲みるような切なさ

すれ違い過ぎた その恋は終わる
燻る情熱に まだ焦がれる胸


頬冷やす風に ふと気が戻れば
いつの間にか山に 落ちた太陽
揺れ動く星と 振動(ふる)わす虫の音(ね)
儚い感触が 似ている気がする

あなたと寄り添う 紅色の時は
淡い鼓動のままで だからきっと消えない

もうふたりここで 会うことはないと
分かってゆくほどに 傷深まる秋

傷深まる秋...



   
   ※ 附曲あり

[14284] ひぐらし 投稿者: 秀蔵 投稿日:2016/11/12(Sat) 23:51

  ひぐらし

蝶は舞い    生き急ぐよに花は咲く
命はかなし    ひぐらしよ
そんなにいちずに  泣きたいか
命の暦の     短さを
この世の名残を   叫ぶのか

あんたと二人   落ち葉踏む
思い描いた    秋の日を
涙枯れても    夢見るでしょう
命枯れても    命枯れても
           夢見るでしょう

花は散り    秋の始めに夢も散る
命短し      ひぐらしよ
そんなにいちずに  散りたいか
艶めく季節の  残り香と
最後の爪あと   残せたか

秋風むなし   わびしよと
ひとりあんたを   恋し待つ
未練綴って   泣き果てましょう
恨み綴って   恨み綴って
           泣き果てましょう

生きた証と    喉絞り
浮かぶ最期の   陽炎に
涙尽きても    夢見るでしょう
命尽きても   命尽きても
            夢見るでしょう


また書き溜めて投稿します。

[14278] 二人の物語 投稿者: 秀蔵 投稿日:2016/11/10(Thu) 22:24

 二人の物語

一、
好きな色と 聞かれたら
あなた色と 答える
古い娘ねと 馬鹿な娘ねと
笑われるのも 嬉しくって

夢と若さを 信じて
がむしゃらに 恋するの

迷わずに まっすぐに
今日まで 来れたのは
泣きたいほど 大好きな
あなたが いたから

星の震える こんな夜に
さらってよね 身体ごと
若さゆえの 過ちさえ
明日への 道標

二人きりの 青春
二人だけの 物語


二、
甘い夢も 憧れも
セピア色に 変わって
答えのない 愛が続き
答え出せない 愛が終る

今が続くと 信じて
冬は来ぬと 信じたの

あの街で この街で
凍えず 耐えたのは
悔しいほど 大好きな
あなたが いたから

涙震える こんな夜は
忘れさせて 身体ごと
若さゆえの 後悔さえ 
明日への 道標

二人きりの 青春
二人だけの 物語

[14258] 祭りだワッショイ 投稿者: R-TAKE 投稿日:2016/11/06(Sun) 20:03

1)
ワッショイワッショイ 祭りだワッショイ
唐紅の 血が騒ぐ

男は神輿で 龍になり
女は華麗に 蝶を舞う
おかめひょっとこ 無礼講
山の神 五穀豊穣五穀豊穣
・・・・・・・・・・・・・・・
ワッショイワッショイ 祭りだワッショイ
春夏秋冬 祭りだワッショイ
日本列島 祭りだワッショイ
・・・ワッショイ

2)
ワッショイワッショイ 祭りだワッショイ
唐紅の 血が騒ぐ

男が褌 引き締めて
女はもろ肌 色添える
夜叉も般若も 無礼講
海の神様 大漁祈願大漁祈願
・・・・・・・・・・・・・・・
ワッショイワッショイ 祭りだワッショイ
春夏秋冬 祭りだワッショイ
日本列島 祭りだワッショイ
・・・ワッショイ
[14258へのレス] 無題 投稿者:
クロイ キョトウ  投稿日:11/8-11:50 <HOME>

これは、たけさんがこれまで書いてきた詞の集大成でしょうね。推敲のあとが、そこかしこに見受けられます。
重箱の隅を突っつくようで恐縮ですが、「山の神」と「海の神様」の字脚の不揃い辺りに特に・・・^。^
勢いがありますね。「五穀豊穣 五穀豊穣」と同じ言葉を二度繰り返す効果は歌になってみないと分かりませんが、おそらく、詞のリズムを意識してのことでしょう。
いい出来だと僕は思いますよ。
男は、一度担いだ神輿は肩から降ろしちゃいけません。この執念がこういう詞になって実を結ぶのでしょうね。
[14258へのレス] 無題 投稿者:
R-TAKE 投稿日:11/8-19:59
あれー、両方「神様」だったのに・・・クロさん遠隔操作でいたずらしたな?
ありがとう
[14258へのレス] 無題 投稿者:
クロイ キョトウ  投稿日:11/8-20:18 <HOME>

あはは^^ハロウィンだからねー^^

[14254] いわきの風 投稿者: 大西廣美 投稿日:2016/11/06(Sun) 12:17
いわきの風
    
眠り風が添い寝する 岩城平のお城
汗と涙のあぜ道が 塒の秘密
心の不安 突然湧き上がる
緑深い灯りで   出直す朝を迎える
秘密を重ねた 汗と涙は
朝日に夕日に 耐える眠り風
犬と猫でも それぞれの雨の傘
いわきの風に いわきの街

風の網を頼る 岩城平のお城
汗と涙が繰り返す 塒の灯り
言葉を添える 風が唸る沈む  
歩く慕う灯りは 何度も朝を迎える
風は違うけど    汗も涙も
朝日が夕日が 違う眠り風
豚と牛でも それぞれの家の傘
いわきの風 いわきの街 

[14253] いわき駅 投稿者: 大西廣美 投稿日:2016/11/06(Sun) 12:15
いわき駅

戦傷例 何も無いかも 旧いお城に  
展示部 すれ違いでも 三つ葉の駅は 
秋の夕日が      集まる四つ葉 
幸せ宿る      いわき駅迄  
女一人が      振り向く恋は 
     降らない雪と    お城の名前  

砲弾例 背中の白い 眠るお城が  
展開部 見つめ続ける   三つ葉の店は 
     花の蕾に    一度の四つ葉 
花まで宿る いわき駅迄  
女一人が     振り返り泣く 
     溶け出す雪は    お城の名前  

傷病例 女の胸が 覗くお城は  
再現部 レールを跨ぐ 三つ葉の灯り 
     走りながらも 女の四つ葉  
諦めきれず いわき駅迄  
     女一人が      振り向き待てば
綺麗な雪が     お城の名前

[14245] 季節のいのち 投稿者: 前江橋郎 投稿日:2016/11/04(Fri) 15:37
見渡すかぎり 菜の花が
春の陽射しを 浴びながら
黄色黄色   ただ黄色
咲いた畑の  爽やかさ

大海原を   越えてきた
夏の潮風   吹き渡る
海が波が   陽を受けて
光り輝く   心地よさ

色鮮やかに  染められた
秋の紅葉は  いきいきと
燃えるような 赤黄色
山を彩る   美しさ
[14245へのレス] 無題 投稿者:
多岐川 大介 投稿日:11/4-20:47
前江橋郎 様。季節感あふれる素敵な詩をご投稿くださり、有難うございます。 最近定型詩で特に4行詞を書ける方が少なくなりました。わたしなどはこうした作品をに会えるとなぜか嬉しくなります。おせっかいですが、詞の中に“タイトル”を忍ばせるとその歌はヒットする可能性がございますよ(^^;)

見渡すかぎり 菜の花が
春の陽射しを 浴びている
季節のいのちは ただ黄色
咲いた畑の  爽やかさ
[14245へのレス] 無題 投稿者:
前江橋郎 投稿日:11/5-13:24
多岐川様。なるほど。ヒントを頂きありがとうございます。これは唱歌ふうのものにしてみました。

[14231] 波紋のワルツ 投稿者: R-TAKE 投稿日:2016/11/03(Thu) 10:03
・8年ぐらい前に当サイトに投稿した作品です。    

海がこんなに 凪いだ日は
波紋の波が ワルツを踊る
貴方が上で 波紋なら
私は底の 影法師
お手手つないで
ズンチャチャ ズンチャチャ
波紋のワルツ

海がこんなに 荒れた日は
小舟が海で ワルツを踊る
貴方が上手く 波に乗り
私はぴたり 寄り添うて
肌身離さず
ズンチャチャ ズンチャチャ
小舟のワルツ

魚沢山 とれた日は
市場の中で ワルツを踊る
貴方と私 子供たち
お魚(サカナ)囲み 輪を作り
お手手つないで
ズンチャチャ ズンチャチャ
大漁ワルツ
[14231へのレス] 無題 投稿者:
作詞どっとこむ戸川 投稿日:11/3-14:14 <HOME>
思わず、歌って踊り出したくなりますね。楽しくなります。
[14231へのレス] 無題 投稿者:
R-TAKE 投稿日:11/4-20:07
いつも有難うございます。附曲の申し出がありましたので、完成したら又投稿させていただきます。

[14226] わたしゃ三河の玉の輿 投稿者: R-TAKE 投稿日:2016/11/01(Tue) 21:26
狩りで迷った 若君に
八丁味噌の 五平餅
やぶさめ笠を 覗いてみたら
役者も恥じる いい男
初心な女の 見る夢は
三河一番 玉の輿

野良仕事(シゴト)終わって 帰ったら
縁側一杯 結納品(トドケモノ)
とうちゃんポカン かあちゃんオロロ
娘のしつけ どないしよ
そこに村長 やってきて
村の自慢だ 玉の輿

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
“五万石でも岡崎様はお城の下に舟が着く”
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

お堀桜も 満開で
白無垢乗せた 舟が行く
天守の中で ご家老が
城下に響け 高砂屋
夢じゃないかと つねったら
夢ねやっぱり 玉の輿
[14226へのレス] 無題 投稿者:
作詞どっとこむ戸川 投稿日:11/3-14:12 <HOME>
良いですね。理由なしで嬉しくなります。楽しい歌と言ったら失礼でしょうか? 
本来なら目出度し目出度しで終わるのでしょうが。3番の5,6行目でがっかりしたり
ホッとしたりして。
[14226へのレス] 無題 投稿者:
R-TAKE 投稿日:11/4-20:04
拙い詩をみていただき、ありがとうございます、励みになりますー「“五万石でも岡崎様はお城の下に舟が着く”」をどう描こうか推敲中です。

[14244] 加賀温泉 投稿者: 前江橋郎 投稿日:2016/11/04(Fri) 15:30
胸の未練を  引きずって
温泉〈いでゆ〉の町に 来てみれば
夕日を受けて 白山赤く
遠く見守る  柴山潟を
加賀温泉は  日が暮れる

独り歩きの  片山津
涙を誘う   町の灯は
そぼ降る雨に 滲んで揺れて
思い出させる あの日の別れ
加賀温泉に  夜が来る

冬の北陸   雪見風呂
抜け殻だけが 残る愛
寂しさつのる 露天風呂〈ろてん〉の湯気に
夢か現か   面影浮かぶ
加賀温泉の  夜が更ける

[14195] 鬼の墓場 投稿者: 大西廣美 投稿日:2016/10/20(Thu) 19:20
鬼の墓場

心が逃げる 女は辛い
表も裏も 判らない朝
鬼が叱る 墓を建てるな
地獄の耳に 鬼の捻り輪
こんな男は 子供が笑う
知らぬ素振りで 墓参り

心を閉じた 女一人の
表が裏が 照らされる時
鬼が怒る 墓場で泣くな
ミカンの皮は 鬼の面当て
こんな男は 子供が笑う
地獄の鬼が 墓参り

心が触れる 女一人が
表と裏と 手を繋ぐ夜
月は一つ 墓場の灯り
ごみの表に 鬼の綾取り
こんな男は 子供も逃げる
鬼を眠らせ 墓参り

[14212] 無題 投稿者: 秀蔵 投稿日:2016/10/27(Thu) 00:17


あたしにさぁ

あたしの男は 金がなく
支えるあたしも 金はなく

男はあたしを 一人置き
この街逃げて 行きました

あたしは 自慢の黒髪を
バッサリ切って 泣きました

連れて行けとは 云わないが
一緒にいてとも 云わないが

一言あっても いいだろう
あんたを好きな あたしにさぁ


いつも夢見て 笑ってた
おとぎの国の 二人をね
あんたは鼻で 笑ってさ
小遣いせびって 遊んでさ

それでもあたしが 辛い時
しっかり抱いて うれしくて

待っててくれよと 云ってよね
必ず帰ると 云ってよね

一言嘘でも いいからさ
あんたを好きな あたしにさぁ


[14212へのレス] 無題 投稿者:
作詞どっとこむ事務局 投稿日:10/31-10:41 <HOME>
秀藏さま。タイトルは「無題」になっておりますが、一行目の「あたしにさぁ」がタイトルなのではないでしょうか? 
自分流に節つけて読んでいますよ。ああ、本当に好きだったんだなというのが、解りますね。 
「無題」じゃ勿体ないので、タイトル書いてくださいね。
[14212へのレス] 無題 投稿者:
秀蔵 投稿日:11/2-20:56
事務局様どうもです、仮の題です。いいのが浮かばなくて。ただ詩のほうも年末に推敲したいとおもってます。ありがとうございます。

[14223] 山桜 投稿者: R-TAKE 投稿日:2016/10/31(Mon) 19:17

1)
染井吉野もいいけれど
私はやっぱり山桜
亡き人に似た素朴さに
女心は惹かれます
はなびら二枚笹舟に
あ〜二人で流したあの頃は
夢はかなうと信じてた
山桜・・・ 山桜
花に面影のせるなら
山桜・・・ 山桜
涙枯れるまでもっと咲け

2)
都会暮らしもいいけれど
私はやっぱり古里ね
白鉢巻きの凛々しさに
女心は惹かれます
花嫁になる約束が
あ〜笹舟のように大海に
海の藻屑と消えました
山桜・・・ 山桜
年に一度のであいなら
山桜・・・ 山桜
想い枯れるまでもっと咲け

3)
山桜・・・山桜
涙枯れるまで もっと咲け
山桜・・・ 山桜
想い枯れるまで もっと咲け
[14223へのレス] 無題 投稿者:
作詞どっとこむ事務局 投稿日:10/31-23:34 <HOME>
R-TAKEさま。二種の桜の花がでましたね。読んでいて、絵が浮かんで来ます。女性の心と亡き人の心はきっとつながっていることでしょうね。「花嫁になる約束」「海の藻屑と消えました」これは、まさか戦争で?
[14223へのレス] 無題 投稿者:
R-TAKE 投稿日:11/1-21:21
そうですねー私は奥志摩出身で、そこはリアス式海岸ですから、前は海、その山間に大きな山桜の木のあるお寺がありました、小学の頃その境内で遊んでいると、真新しい石碑があちこちに建ち(・・・中尉の墓等)妙齢の
(妹&若後家等)女性が線香をあげているのによくであいました。(戦後十年ぐらいたっているかな〜)
[14223へのレス] 無題 投稿者:
作詞どっとこむ事務局 投稿日:11/2-20:05 <HOME>
やはり、そうでしたか。それにしても良いところにお住まいですね。たくさん詩が書けそうですね。

[14227] 秋風の中に 投稿者: 赤崎レオン 投稿日:2016/11/02(Wed) 16:43 <HOME>

作詞:赤崎レオン
作曲:赤崎レオン(仮歌)
「秋風の中に」

【1】
星の降る夜空を見上げ 君への想いは募る
願ひ届くならこの声 風に預けてみよう

君の瞳にうつる星 数えていたあの頃に
戻ることが叶ふならば この命をかけるよ

キンモクセイ香る道 君を追い越しざまに
横顔をかすめている 秋風の中にね 僕はいるよ

【2】
窓に吹く風のやうに不安が心を叩く
そんな夜は君の顔も思い出せないままに

君の胸の中に沈む 記憶のかけら拾い上げ
パズルを組み立てたけれど 何か一つ足りないよ

コスモス咲き誇る道 歩く君を追いかけて
行く手を遮っている 秋風の中にね 僕はいるよ


先ほど近所の金木犀が香ってましたので急遽、即興で作詞作曲してみました。2012年11月3日に作曲を始めて、本日で満4年になりました。累計800曲創りました。^_^;

[14220] この街へ来たのは 投稿者: 赤崎レオン 投稿日:2016/10/31(Mon) 14:04 <HOME>

作詞:赤崎レオン
作曲:赤崎レオン(仮歌)
「この街へ来たのは」

【1】
わたし生まれながらの 寂しがり屋なの
いつか巡りあふ人 待ち侘びてゐた

胸の扉を開く 奇跡の出会いなのね
あなたの両手で 背中を抱かれる
夢を見たいの

言葉のこだまは 虚しいけれど
触れあう肩に 幸せを感じて

確かめあった つもりだったけど
返事はいつでも イヤだと困らせた

別にふざけてたんじやない あなたを試しただけ
この先も二人きり ゐたいと願ふから

別にふざけてたんじやない あなたが好きなのよ
黙つてゐるけど わたしあなたを愛してゐるから

【2】
和布刈(めかり)の海辺に来て 潮かぜと遊び
二人の足あとは 橋のたもとに

この街を歩きたい なぜ手をつながないの?
レトロな街並み そこだけ時が
止まつてゐたのに

御裳濯川(みもすそがわ)へ 歩こうと言つた
目を見ず横向き 黙つてうなずいた

心ゆれてる フリしてみせたり
わざと離れて 歩いてみせたけど

別にふざけてたんじやない あなたを試しただけ
歩くのが遅いのは 影ふむの嫌だから

別にふざけてたんじやない 二人のメモリー
重ねるために この街あるいてみたかつたのよ



昨夜、作曲してみました出身地、北九州市とそのお隣の下関市を部隊にヘタな歌詞を書いてメロディを付けてみました。これも女性ヴォーカルの歌なので小生の歌唱ではちょっと・・・。^_^;